・講座名 : ミツロウクリーム作り教室 / 第19回シビックカフェ
・開催日 : 2018年1月25日(木) / 指宿図書館


今回のシビックカフェ・香りの講座は、乾燥する冬に重宝するミツロウと精油を使ったハンドクリーム作りでした。

使用したミツロウは、指宿市内で日本ミツバチを育てていらっしゃる方から分けて頂いたものです。
日本ミツバチは一般的な西洋ミツバチに比べると飼育が難しく、採蜜量も西洋ミツバチの3分の1ほど。

貴重な日本ミツバチのミツロウは、肌にとてもよく馴染みます。このミツロウにお好きな香りの精油をブレンドして、クリームを作って頂きました。

まずはじめに、講師の田村先生からアロマテラピーと精油についてのお話。
アロマテラピーとはどういうものか、精油にはどんな種類があるのかなどを教えて頂きました。

また、今回はハンドクリームということで、皮膚についてのレクチャーもあり、皮膚組織について学びました。
精油が皮膚からどのように浸透していくのか、皆さん真剣な表情でお話に聞き入っていました。

講義の後は、ハンドクリーム作りです。
今回使用した精油は、ラベンダー、オレンジ、ゼラニューム、芳樟、ティツリー、ローズマリーの6種類。

それぞれの香りを嗅ぎ比べながら、ブレンドを考えていきます。人気の香りはオレンジと芳樟。特に芳樟は、違う香りのものを上手にまとめる力があるようで、ブレンドに迷った時は「芳樟」を加えると調和された香りになるようです。

香りが決まったら、ミツロウとホホバ油を湯煎で溶かし、そこに精油を入れよく混ぜます。
出来上がった綺麗な黄色のクリームからはいい香りが漂い、教室中がその香りに包まれました。

早速、手に塗って使い心地を確かめ、使い心地もたいへん好評でした。ミツロウと精油という自然の恵み、自然の力を実感できた講座でもありました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。
大変好評でしたので、またぜひ開催したいと思います。

次回は、平成29年度最後のシビックカフェ。
開聞山麓香料園にてハーブとスパイスの料理講座を開催します。農園で収穫されたハーブを使って、ご家庭でも簡単にできる料理を作ります。

是非ご参加くださいませ。お待ちしております。

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