・講座名 : 香りを作ってきた町・開聞 【講座 + スプレー作り体験】 / 第17回シビックカフェ
・開催日 : 2017年11月4日(土) / 開聞総合体育館
今回のシビックカフェは、指宿市の生涯学習フェスティバルの中での開催でした。
シビックカフェ事業者としては、当園と和菓子の鳥越屋さんが、それぞれの特色を生かした講座を行いました。
開聞町における香りの歴史と利用法の講話と、芳樟のルームスプレー作りのワークショップです。
【講話の内容】
昭和のはじめ、日本で最初の商業的なハーブ栽培が始まった開聞町。
当初は化粧品や石鹸などの香りづけのための香料を抽出。
一時は年間5トン以上の天然香料を作り出し、国内だけでなく海外へも輸出していました。
しかしその後は合成香料の隆盛と共に衰退し、
それを機に食材としての、料理の香りづけのためのハーブ栽培に移り変わっていきました。
築地市場のほとんどのハーブを開聞産が占めました。
そして2000年に入り、アロマセラピーが広がります。
香りが、化粧品や食品だけでなく、心身の健康のために利用され始めました。
このように、開聞町は昭和の初期から絶えず香りを作ってきた歴史があります。
今後もさらに良い香りを、人の健康に役立つ香りを作り続けていくでしょう。
【スプレー作り】
芳樟の精油と、芳樟の蒸留水を使ってルームスプレーを作りました。
芳樟にはリナロールという成分がたくさん入っており、リラックスしたい時におすすめです。
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次回のシビックカフェは、芳樟のリース作り講座です。
冬でも緑が綺麗な芳樟の葉でクリスマスのリースを作ります。
皆様のご参加をお待ちしております!
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